(ファンアート)
斧についてはスマンな、きこりのおっちゃん……。
こんにちは。
最近ARKばかりをやっています、もーりしゃすです。
ARKは時間のかかるゲームですからね。
夢中になっていると、
スマホの積みゲーが増えてくるという現象ってありますよね?
気になってダウンロードしたゲームなんだから、ちゃんと遊ぼうと思いまして。
一発目に『マジョのシマ』を遊んでみたのですがこれがまあ面白い!
いっとき話題になっていましたが
話題になるのがわかるくらい独特な世界観を味わえます。
今回は『マジョのシマ』のゲームについて、ほんのすこしゲームデザインの分析を交えて感想を書きたいと思います。
ちなみに。2018年春頃かに追加エピソードが配信されています。もうクリアしたよって方も、改めて遊んでみるといいかもしれません。
ゲームの外側の情報
(ゲームのスクリーンショット)
開発は、COCOSOLA Inc.
『マジョのシマ』はスマートフォンゲームで、基本無料です。
各アプリは以下で入手できます。
ゲームの概要
(ゲームのスクリーンショット)
大陸から少し離れたところにある孤島。
そこには小さな町がある。
― それは魔女に支配された町。ある夜、島の住人が突然現れた魔女に死の呪いをかけられてしまう。
明日の朝までに魔女の「盗まれた壺」を探し出さなければ、
呪いによって命を落とすことになる。
彼女は壺を探し始めるが、次第に島に残された「魔女の秘密」に触れていくことになる。
とある孤島の小さな町を舞台に、
寝ていた「島の住人」(主人公)の前に突然魔女が現れます。
そして「朝の4時までに、盗まれた壺を取り返してほしい。」と、一方的に呪いをかけられることに。
壺を届けるとクリアですが、魔女をなんとかしないと
同じ夜が繰り返されるという大変な目に遭ってしまいます。
「魔女の秘密」で魔女に対抗できる可能性に気づいた主人公は、アイテムを駆使して島中を探索していきます。この「魔女の秘密」ですが、達成状況でエンドが変わります。TRUEエンドを目指すのが、最終目標です。
本作は、薄暗い、でも温かみを感じる魅惑的なアドベンチャーゲームになっています。
ゲームの内容
「暗めだし、もしかしたらオバケとか出るホラーものなんじゃ…?」と思って遊んでいなかった自分。もったいないやろ!
本作はホラーものではありません。
魔女に関しては恐い演出がありますが、全体の雰囲気を知ったら誤差でしょう。
時間帯で島の人たちの行動が変わる、アドベンチャー
『マジョのシマ』は、時間帯によって住人の行動が変わってくるのですが、登場人(動)物が多いこと多いこと。全員にセリフと紹介があって、キャラクターが生き生きと感じます。
多いと誰がどれでどこだってなりますが、それを解決するシステムがあります。
メニューから対象者をターゲットすると、その人(動物)にカメラがフォーカスされるのです。特に漁師さんはよくターゲティングしていたので、話しかけて登録しておくと良いです。
でも出来れば、主人公とターゲットの現在地を比較できる地図が実装されるとありがたいです。
(ゲームのスクリーンショット)
退廃的?でもあたたかみのあるデザイン
街は全体的に、古びた(年季の入った)家屋があり、木やツタもたくさんあります。
グラフィックもデフォルメが効いていますが、それらにさらに雰囲気を高めているのが、UI(ユーザインタフェース)のデザインだと思います。
シンプルに白色をベースに、選択中のものは別の落ち着いた色がつきます。ヒビやツタ、魔女の住むお城に合うデザイン。
(ゲームのスクリーンショット)前項のメニュー画面も、この会話画面もシンプルで分かりやすい!
タップで移動
主人公の操作は、行きたい場所や人をタップするとそこへ移動します。近づいてから対象をタップすると調べることができます。
奥行きや階の移動ができ、一度通ると「ここ行けるよ!」目印の赤い三角マークが出るようになります。
島に散在する「魔女の秘密」集め
なぜ、魔女はこの島にいるのか。なぜ、同じ夜が繰り返されるのか。生贄とはなにか..
それらを知るには「魔女の秘密」を握って、魔女と対峙する必要があります。
「魔女の秘密」は、【言い伝え】【魔女の壺】【日記】【指輪】【願い】【研究資料】そして【剣】の7つを達成すると、TRUEエンドになります。
それぞれに達成するためのヒントが載っていて、それを見るには動画広告で開けられます。ヒントは、動画広告を見る前でも、ヒント(フラグ)を辿っていれば開示されます。
でもどうしても分からないときは、開発者への援助に動画広告をみると良いでしょう。
ちなみに、ヒントはクリアしても消えません。(ヨカッタ!!
私的クスっときたのは、きこりのおっちゃんだけ
きこりのおっちゃんは本作のオアシス。
斧を借りるときに「フラグかな?」と思うセリフを言われましたが、まさかあんなに酷使してああなるとは……。フフッて笑っちゃいました。
きこりさん以外にも、たくさんの住人がそこで生きているようなリアルさがあります。スマートフォンのゲームですし、ボリュームは多くはありませんが、触れ合いたくなるような不思議な世界が広がっています。
達成率リセットはキツイ
良いところばかり述べているので不満な点を2点ほど。
ひとつめは、7つの「魔女の秘密」の仕様についてですが、エンドごとに達成率がリセットされるため最低2周が必要です。何回も遊んでいると、勘違いして城に突撃してまた同じ夜に戻されてしまう。そしてフラグを回収していくのが作業に感じていくと。
できればNORMALエンド後は達成率は、そのままにして欲しかったです…!TRUE後はまたリセットでも良いですから。
ふたつめは、メニューを閉じるとときどき広告が流れることです。ヒントの開示で動画広告を入れるのは、プレイヤーが選択できるので良いと思います。
ただ、ときどきでも強制的に見させられると、雰囲気のあるゲームですし、没入しているときに現実に返らされて良い印象は受けませんでした。
補足に。ゲーム内のマネタイズは、
開発者への支援ボタンとヒントの動画広告、メニューを閉じるときにときどき流れる広告の3つがあるようです。
追加エピソードあり!
(ゲームのスクリーンショット)
TRUEエンドを迎えて終わりではありません。
追加エピソードがあるんです!
これに関しては、内容を書くと本編のネタバレになりますからねぇ……。
強いて言えば、別の人物視点でゲームが進行していきます。
まとめ
とこんな感じに長々と書いて
イラストまで描いちゃいましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に、本作の良いと思った点を改めてまとめます。
- 魅惑的な雰囲気で、ビジュアルが魅力的。素晴らしい
- 反射神経はいらない。スマートフォンで気軽に探索とストーリーを楽しみたい人にオススメ
- 「魔女の秘密」の各ヒントの開示で動画広告を利用。マネタイズの勉強になった
各アプリは以下で入手できます。
それではみなさま、良いゲームライフを!