まったり庭。

ゲームとか読書とかファンアートとか

エマたちの幼少期を読めるのはコレだ!/小説『約束のネバーランド〜ノーマンからの手紙〜』

f:id:kochadofu:20190221102255j:plain
(JUMP j BOOKSより引用)

コミック『約束のネバーランド』が好き好き言ってたら友人が小説を貸してくれました!(ありがとう!)

本小説はコミック版の外伝作品にあたります。原作の雰囲気をそのまま感じられてとても楽しめたので、少し紹介してみますね。

※ネタバレ多少あります、ご注意を。

まずは本編のコミック『約束のネバーランド』4巻までを読もう

コミック『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか、集英社)は、週刊少年ジャンプで連載中の作品です。

内容は↓こんな感じです。

孤児院GF(グレイス=フィールド)ハウスに住む、エマやノーマン、レイなどの子どもたち。彼らは育ててくれた”ママ”イザベラと平和に暮らしていました。あるとき、エマたちが施設を巣立つ子を追いかけたことがきっかけで、怪物の鬼という存在を目撃しました。さらに”ママ”が怪物の食料として自分たちを育ててきたことも知ります。もう家族を失いたくないエマたちは、生き延びるために脱獄をすることを決意。しかし、脱獄の計画を阻む”ママ”により、ノーマンが出荷(巣立つ・殺される)されることが決まります。絶望的な状況の中、ノーマンは、自分以外の家族が、エマが脱獄できるように計画を練り始めるーー。

アニメ化されて現在放送中。「このマンガがすごい!」1位も獲りました。

小説『約束のネバーランド〜ノーマンからの手紙〜』

本作は、原作の外伝的作品です(小説執筆者:七緒)。

キャラクターや世界観の知識があること前提で物語が進んでいくので、
まだコミック版を読んでいない人は、先にコミック版を読んでおく必要があります。

ちなみにノーマンが森で手紙を書くシーンは、コミック版4巻の後半に描かれています。そのためやはりコミック版を読むことをオススメしておきます。

コミック版で語られなかった、エマたちの小さい頃の話

本作は、コミック版の4巻にあたります。

出荷されることが決まったノーマン。エマやレイに向けて脱獄計画の手紙を書いているときに思い出した記憶を辿っていきます。

コミック版で語られていないエマたちの幼少期〜原作に近い年齢までの間で、4つの構成から語られます。

  1. GF(グレイス=フィールド)ハウス幽霊騒動
  2. エマが泣いた日
  3. 鳥籠の中のNER
  4. 39人目の女の子からの贈り物
1.ハウス内の幽霊騒ぎにエマたちが謎を解いていく話

エマが4歳のときの話。
ハウスで起こる数々の幽霊の噂を、エマが探偵になりきって謎解いていきます。
幽霊の噂はいくつかあります。

  • 夜中にトイレから戻るときに見かけた、白い影
  • 壁に貼ったとある絵がオバケに変わる
  • 誰もいな音楽室から聴こえるピアノの音
  • 幽霊からの手紙

ハウスの穏やかな日常に差す恐さがあるのかなと思いましたが、そこはさすがエマ。幽霊と友だちになりたいと探しに行くとは。しかも手紙を送りたいなんて!
原作のあの怖いもの知らずや家族思いは小さい頃からなんだなと分かって、ほっこりします。

2.いつも明るい主人公・エマが泣いた日とは

エマが7歳のときの話。
ノーマンはエマのことが好きなのはコミック版でも伝わってきます。
でも何がきっかけで愛おしい意味での好きになったのか。
森と雨の描写、エマが必死でノーマンを助けようと動く姿に、とても心を揺さぶられました。

3.レイの葛藤と、鳥籠にいる小鳥(NER・ネル)

エマ9歳のときの話。
この回では新キャラクターが出ます。エマたちより年上の11歳のスーザン。世話好きで優秀な彼女に、レイも良い姉だと懐いています。
そんないつものように穏やかに暮らしていた中で、見つけた傷ついた小鳥。
レイは、このハウスが鬼への食用児を育てる施設だと知っています。鳥籠の中で保護される小鳥(ネル)を見て、出荷される自分たちの状況を重ねみて悩みます。
エマとノーマンを助けるために、出荷されていく子を見送るレイの葛藤がこの話で語られます。

4.39人目の女の子からのサプライズ

エマが11歳の頃の話。
ノーマンがハウスのみんなに騙されたこととは何か。

大人になったときのことを想像して胸が温まるノーマン。
でも、エマたちの脱獄のために死ぬ覚悟を決めたノーマン。

サプライズと、今までの幸せな思い出を抱いて進む姿に、彼の優しさと強さを改めて知ることができます。
幸せになってほしいです、ほんと。

さいごに

本作は、執筆者と原作者が違いますが、コミック版の雰囲気がそのまま伝わってきて読み応えがあります。
たとえば「エマが泣いた日」でのノーマンが熱を出して寝込んでいるときの話。エマがママから隠れる緊迫したシーンでは、エマのあの特徴的な動揺した顔の絵が思い浮かんできて、こっちまでハラハラしました!

ただ緊迫したシーンはそう多くはありません。
すでにコミック版は話が進んでいて、結果はわかっている状態で読むことになります。本作で登場した姉がどうなるかは分かってしまうのです。コミック版を読んだときに比べるとハラハラ感は薄いかもしれません。

しかし、本作を通して改めてエマ・ノーマン・レイたちの魅力に触れられて、楽しめる内容になっていると思います。

『約束のネバーランド』が好きな人にはすごくオススメの本です!
ぜひ読んでみてください。

ホームプライバシーポリシーお問い合わせ