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少人数で動く人へビジネスヒント集/『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』

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最近の働き方では、遠く離れた人と一緒に仕事をするリモートワークや、小さなチーム、個人の強みを活かした働き方が増えてきているように思います。でも実際、どんな働き方と戦略で成功をつかめるのか。私自身、イマイチわかっていないのに、ぼんやりと憧れだけは持っていました。

そんな中、本書の『小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード』(著:ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン、訳:黒沢健二・松永肇一・美谷広海・祐佳ヤング 、早川書房)を読むことで、モヤっとした部分が晴れた気がします。

本書は、ソフトウェア開発会社「ベースキャンプ(旧37シグナルズ)」の創業メンバーが記したものです。会社を成功させるのに、彼らはビジネスの常識に囚われず、数々の自己流のやり方をすることで成長できたそうです。そして成功できたからこそ、その手法はひとつの正解だと言えるのではないでしょうか。

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↑上の画像のように挿絵付きで、1トピック1〜3ページくらいの量でまとめられています。それぞれ独立した内容になっているので、目次を見て気になるトピックだけ読むのに最適です。短いため深くは書いていませんが、仕事の本質を見つめ直すのに本書はひとつの指標になると思います。

気になった内容2つピックアップ

1.初めのうちは詳細を気にしない
ウォルト・ディズニー・スタジオの作画指導担当だった(略)まず推奨していたのが「ディテールは忘れろ」ということだった。その理由は一つ。初期の段階ではディテールから得られるものがないからである。
(ページ75)

まずは根本的なことを固めよとのことです。あまり早い段階で細かい部分に本腰を入れると他との整合性が取りづらく、時間も取られて非常に効率が悪いのです。
そのために、アイディアを出すときは普通のボールペンは使わず太線マーカーで書くことをおすすめしています。

私もゲーム企画を出すときにこの方法を試していますが、すごく活用できています。毛筆タッチの水性ペンだとノートにサラサラ書けて、まず全体を書き上げようと意識できてスピードを上げることができています。

2.仕事依存症(ワーカホリック)はバカげている  

働きすぎは、解決よりも問題をより多く生み出す。まずそんな働き方はいつまでも続かない。燃え尽き症候群に襲われたとき(それはやがてやってくる)、もっとひどいことになる。
(ページ30

長時間働いていると仕事しかしないので、正しい判断材料を仕入れることができず、また効率的な方法を探さなくなります。読書やネットで調べるとか、ですね。
問題が出ても、解決能力に不安があり、結果プロジェクトのためにならないとのことです。

さいごに

本書を文庫版(単行本版もあります)で読みましたが、ひとつのトピックが1〜3ページ+挿絵で構成されていて気軽に読み進められます。気になるところだけかいつまんで読むのに最適です。

ハッと気付かされることや、実践できる内容もあるので、気になる方はぜひ読んでみることをおすすめします!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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