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すべて読む必要はない。”1冊を読み切る”ための方法

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「本をめくってみても続かない」「本を買っても”積ん読”してしまう」

読書に興味はあるけど読み切れず、読書へのモチベーションが下がっているという人もいるのではないでしょうか。

1冊読み切る読書術』(著:齋藤 孝、ダイヤモンド社)では、読書への苦手意識をうすめ、”1冊を読み切る”方法について紹介されています。

本書は、

”最初から最後まで順番に読まなくていい”
”頭に入れるのは3割くらいで十分”
”3分のスキマ時間を使う”など、

ぜんぶ読み切ろうと気負わず、まずは楽しんで読書をしよう!と背中を押してくれる内容になっています。

中でも「ぜんぶ読み切らないってどういうこと?どう読めばいいの?」という疑問に応えてもらえる方法が、とてもしっくりきました。

今回はその方法から3つ紹介してみます。

”1冊読み切る”ためにまずは気負わずに

1冊読み切るとは、すべてのページを読むという意味ではありません

速読で!すべてを読むんだ!と自分へ変にプレッシャーをかけて、途中で挫折したらもったいないです。

  • 本は最初から最後まで順番に読まなくてもいいです。
  • 3章くらいから読んだほうがいいこともあります。
  • 頭に入れるのは3割くらいで十分です。
  • 3分のスキマ時間を使って1冊読めます。
  • その都度3行でSNSに感想を投稿するといいです。

(2ページ)

これくらい肩の力を抜くことをオススメします。

読書とは文章を読むことですが、大切なのは「文章を読む」ことより「楽しんで読む」ということです。
(5ページ)

本書で取り上げられている「1冊読み切る」方法をやってみることが、まずは大切だと書かれています。

どんな方法があるか

では「あ、この本楽しい」と興味を保ちつづけて読むにはどうしたらいいか。

いくつかあるポイントから3つ抜き出してみます。

  • クライマックスから音読する
  • 3章あたりから読む
  • 3分あれば読書できる

クライマックスから音読

長編ストーリーは長編というだけあって、本が分厚いです。

本書ではドストエフスキーの『罪と罰』を例にしていますが、『ハリー・ポッター』シリーズも人によっては長く感じて、読むのに抵抗があるかもしれません。

そんなときは下記の方法です。

クライマックスを音読して興味を抱くところから始めて、物語をさかのぼって読む(略)。
(30ページ)

『ハリー・ポッター』なら映画のシーンを思い浮かべてみて「あの好きなシーンはどう書かれているんだろう」と興味を抱かせてみます。「これなら読み進められそう」と思えば、そのときに初めて物語をさかのぼって読めばいいのです。

また、音読するのは、黙読するよりじっくり味わえ、印象に残りやすいからだ とあります。

海外旅行で、その都市の一番いいところをじっくり歩いたら、「その都市に行ったことがある」と言えます。
(30ページ)

旅行で印象に残ったところは、人に話すことができます。

読書も同じです。

ここだというシーンだけ読んだら読了した!と言えるのです。

3章あたりから読む

「本は最初から読むもの」という思い込みは、読書をつまらなくさせる一因です。
(79ページ)

たとえば、「肩こり解消法」がテーマなのに、第1章で「なぜ肩こりが起きるのか」という理屈を(略)。
読者が求めているのは、第3章の「肩こり解消ストレッチ」のはずなのに、前置きが長すぎるのです。
(79ページ)

律儀に前置きから読むと、疲れたり興味が薄れる恐れがあります。

すると結局、解決策が載っている章のエッセンスを吸収できない可能性があるのです。

章や文章を飛ばしても、必要だったらまたあとで読めばいいです。

目次は、その本の設計図であり、全体をコンパクトにまとめている縮図のようなものです。
(56ページ)

まずは、”目次をパッと見て、自分に刺さる見出しを確認する”といった、読む体力とモチベーション維持をする工夫が必要です。

3分あれば読書できる 

突然ですが、あなたの1日の時間の使い方をできるだけ細かく振り返ってみてください。(略)思った以上に細切れのスキマ時間がたくさん発生していることに気がつきませんか?
たとえば、通勤・通学の(略)待っている時間、(略)お昼にお店で料理を注文してから運ばれるまでの間など(略)
(ページ98)

そのスキマ時間の3分……いや、レジ待ちのほんの1分でも読書は可能だと書いています。

そうは言ってもレジ待ちで本を開くのが恥ずかしいなら、スマートフォンの電子書籍で読むと良さそうです。

3分あればどれくらいページを進められるか。一度計ってみるといいかもしれません。

仮に3分で2ページ、1日5回(計15分)あれば、2ページ×5回=10ページ進む。
本書は256ページなので、約26日……一月で1冊読み切れますね!

または、章の中の見出し(項)は、1つにつき3〜4ページほど。
気になる見出しを3つ読むなら、約6回読む……2日で読了できますね!!
…かなり甘い計算ですが、2日で1冊読み切れると思うとワクワクしませんか?

塵も積もれば山となる

読書は、知らないことを深く知れたり、解決力や想像力、創造力などが鍛えられます。

それらはこれからの世界でも必要な能力です。読む機会を増やして、本に触れる。

「本を読む時間がないよ」という人は、まずはスキマ時間を見つけてみると良いのではと思います。

さいごに

本書は、文字の量も少なめで、絵や強調マーカーがふんだんに使われていて読みやすくなっています。 

「すべてのページを読まなきゃ!」と気負って挫折する、読書への苦手意識をもつ人は、本書を手にとってみてはいかがでしょうか。

学校みたいに、学習本を最初から読もうとかたくなにならず、気楽に読むこと。

そう、まずは自分に興味をもたせて楽しく読むことが大切です。そのための工夫を試してみるのに、本書は良い道しるべになると思います。

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